二つのエアゲージ

 
二つのエアゲージ

20150208-2

ある出来事があり、タイヤの空気圧をチェックするためにエアゲージを購入しました。

購入したのは「エーモン 6781 エアゲージ」というもの。安価だが精度はなかなか良いと評判だったので、まずは買ってみた。
命を預けるタイヤのチェックに使うモノなので、初期不良だと困ります。
なので精度を確認するため、近所にあるセルフのスタンドへ行き、据え付け型のコンプレッサー(キンキン鳴るやつ)を 2.3kg へセットして空気を入れました。
キンキンの音が止んだのでエアゲージでチェックすると 200kPa辺り。
へ? 2.3kg入れたのだから、230kPa 辺りに針が来ないとおかしいのであります。
(1.0kgは約98kPa)

測る度にふらつきが無ければその差を校正値とし、頭で変換しながら使えば良いのですが、0.3kg(30kPa)も誤差があると流石に気持ち悪い。
ちょいとブルーな気分になりましたが、側に置いてあった持ち運び出来るタイプ(球形のボンベのヤツ)で空気圧をチェックすると 2.1kgとな。
ええええ~~~ 3つとも値が違う!!!

※ちなみに購入したエアゲージの精度(誤差)は 10kPaとなっているので、誤差の範囲かもしれない。

 
さて、どれを信用するか(笑)

二つのエアゲージ

20150208-1

ググってみると給油所のゲージはあまり信用できないという情報が沢山出てきました。
と言う事は、購入したエアゲージが正しくて、給油所の二つが狂っている可能性もある。

む~ どうすっぺ~~~

ちゅー事で近くのオートバックスへ行き、エアゲージをもう1つ買いました(笑)
680円の特価品ですが、こちらもまずまずの精度というのは調査済み。

結果はというと、購入した二つのエアゲージはほぼ同じ値を示しました。
ということは、給油所のエアゲージが狂っているのはまず間違いないでしょう。
買った 2個が偶然同じだけ狂っている可能性も否定できませんが、私としては購入したエアゲージの方を信じます(笑)

どうりでなぁ~ これまで 2.3kg入れてもタイヤが潰れている様に見えたんですよね。
変だとは感じていましたが、給油所のキンキン鳴るヤツを信じておりました。
しかし 1割以上も不足だったとは! 何年も! 燃費も悪かったはずだ!
そんなタイヤで何度も高速を走ったぞ! あぶね~~~

これからは給油所で高めに入れ、購入したエアゲージでチェックしながらエアーを抜いて 230pKaへ減圧する方法をとります。

※二つとも計測しつつ、リリースボタンを押せばタイヤから空気を抜くことが出来ます。

 
その方法で空気圧を調整したところ、明らかにハンドリングや乗り心地が変わりました。

どちらも安くて良いゲージですが、メーター周りにゴムのプロテクターが貼ってあり、リリースボタンの感触が良い「エーモン 6781 エアゲージ」の方をお勧めしておきます。
アマゾンだとこっちの方が安いしね(笑)
 

 


  1. bluem

    おはようございます(^^
    私はバイクを乗ってた事もあり、エーモンのエアゲージは
    今も使ってますよ♪
    スタンドのものは常に圧が掛かってる状態だからなのか
    低めに出ますよね。
    なので同じように高めに設定して、後で調整する事をしてました。
    それにこちら寒冷地は、冬は気温の低下で冷えたタイヤだと
    圧も低くでるので、そこらへんも気を使います(^^

    1. delphian

      スタンドの空気入れは圧をかけたまま帰る人も居るだろうし、ハンディータイプは落としたりしているだろうしで、狂っている事の方が多そうです。
      こういうゲージを買って自分なりの基準をつくっておくと安心ですね。
      折角なので、他の給油所も何気にチェックしてみようと思っております(笑)

  2. iMovie

    こんにちは
    タイヤ専門店で聞いた話ですが、ガソリンスタンドのものは、古くて校正していないと言ってますので、そうなのかも知れませんね。
    この手の測定器は、自分でしっかりした物を選んだほうが、安心と思ってます。
    ワーゲンのゴルフに乗っていた時、装備品のエアゲージは、エーモンでしたねぇ~

    1. delphian

      給油所だと校正をしているのは希かもしれませんね。
      ググってよく分かりました。 信じていたのに(笑)
      エーモン、人気ですねぇ~ しっかりしたモノなんでしょうね。

  3. ask-evo

    多分社名の由来でもあると思うのですが、ダジャレにならないように、みなさんコメントに気を使っていますねw

    それはさておきw

    どんな機械も使っているうちに狂ってくるのは避けられないもので、
    当然精度を要求されるものはきちんと校正が必要ですね。
    セルフで使う方はたぶんほったらかしでしょうねw

    1. delphian

      エーモン、恐らくは社名の由来でしょうね。
      予想通り、関西の会社でした(笑)

      エアゲージは年一回は校正した方がいいらしいです。
      高いモノはメーカーへ送って校正させるらしいですね。
      エアゲージのチェックをする機器があるのですが、結構な金額です。
      なので、一般的なSSは校正はしないだろうと想像します。

  4. jerry

    え~、SSの測定値が信用できないとは・・・
    こりゃエアゲージを持ってない人は困りますね~
    私の愛車はコストコのタイヤショップで窒素ガスをいれてるので、
    近所のSSで空気入れるのは嫌なんですけど、コストコが遠いので空気圧のチェック
    は年に2~3回やればいいほうです。
    安全や燃費のためにもしっかりチェックしたほうがいいんですけどね。

    1. delphian

      SSは信用出来ないってのはググると沢山でてきますよ(笑)
      窒素ガスも抜けにくいだけで必ず抜けるし、空気圧は気温にも影響されるので、月に1回はエアゲージで計測した方がいいと思います。
      てか、あっしはそうすることにしました(笑)

  5. シブちん

    私某ディーラーで整備士をしておりましたが、ディーラーでもお店によっては定期的なエアゲージの校正をしっかりやっていない所もありましたよ!
    長く使われてると少しづつズレは出てくる物なので、長く使われてると結構ズレますw
    車の部品の中でも大事な部分なので気は使いますよね〜…

    1. delphian

      おお~ プロからのコメント!
      ディーラーでも校正をしていないところがあるなら、SSだとほとんどが狂っているのかもしれませんね。
      今回の事は良い勉強になりましたよ(笑)