菜切包丁と角度固定ホルダー
昨日記事にした研ぎの補助アイテム。
この角度固定ホルダーを使えば誰でも楽して綺麗に研げるはずです。その使い勝手や角度はどれぐらいなのかを実際に試してみましたが、いつまで経っても逆側に返りが出ないのです。
30分ほど頑張ったのですが、これ以上は面倒すぎると思い中止して点検すると…
ダメダメ
なんと!角度固定ホルダーが削れていました!
ここが削れてしまうと包丁がどんどん寝ていき、いつまで経っても研ぎ終わりません。そりゃー返りなんて出ないわなぁ
冷静に考えてみると想定できる事態ですね。砥石で固い鋼が削れるのに樹脂が削れないわけがありません。これ、商品として成り立ってないのではないか?
あと使ってみて分かったのですが、他にもデメリットは沢山ありましたね。平にすり傷が付く、ホルダーが砥石からはみ出ないように研ぐため砥石の上半分は使えない、切っ先の研ぎ角がおかしくなる等々。
ということで、このホルダーはゴミ箱行きです。
あらら、固定ホルダーはNGでしたか。
私は、買うならこれにしようというのをアマゾンのカートに入れていますが、
固定ホルダー付きだったのです。
買わなくてよかったっす・・・
NGですね。地道に自分で角度を固定する練習をしたほうが絶対にいいです。
キレを優先して寝かせて研ぐとか、耐久性を重視して立て気味に研ぐなど自由自在ですからね。