面直しのタイミング

 
砥石とトランプ 

砥石の理想は常に平面が維持されていることです。

一度でも砥ぐと必ず凹む場所ができるので、可能であれば砥ぐ前か後に面直しをし、更には研いでいる途中にも面直しするのが理想的。

しかし頻繁に面直しをすると砥石の厚みがガンガン減ってしまうので、0.5mm程度の凹みまでは許容していました。スケールを当ててカッターの刃が通る程度の凹みです。シャプトンの 12000番なんて、面直しで 1mm削ると 360円捨てる事になるので、頻繁に面直しするのはちと辛いのです。

そして最近は 0.5mm程度だと大きな凹みに感じられるようになったため、もう1段狭いタイミングで面直しすることにしました。

トランプで計測

52枚のプラスチックトランプを測ってみると約 14mmでした。1枚およそ 0.27mmです。左の砥石は2枚通ったので 0.54mm以上凹んでおり、右は 0.27mm以上凹んでいますね。

スケールをあてて目視すると 1枚通るようになったタイミングで面直しするといいタイミングに思えたので、今後はその様にしようと思います。

常備決定

ということで、2枚あったジョーカーのうち 1枚を面直しのタイミング計測用に使うことにし、砥石置き場に常備しました。カッターの刃と置き換えです。