水を噴霧
12月1日から開始した防錆レース。
観察しやすいようにモニターの上部に置いていたのですが、一向に錆びる気配が無いため、レース場をバスルームへ移動しました。
それでも乾燥した冬ですから錆の発生が遅いことが予想されるので、少々ドーピングして 1日 1回は霧吹きで水を噴霧することにしました。
これで錆が発生してくれるでしょう。
サビ落しに化学の力を借りたので、メンテに 3日ほどかかりました。
サビがすごかった保護カバーもすっかり綺麗になり、分解して各部もクリーニングしたので、翌年の夏も気持ちよく使えます。
サビ落しが終わったので塗装の工程に入ります。
まずは脱脂するのですが、手元にシリコンオフが無いのでパーツクリーナーで脱脂します。目的は同じなので大丈夫でしょう。
直接吹き付けると無駄が多いので、雑巾に吹きかけてから丁寧に拭いました。
クエン酸の溶液に浸けて 30時間後の状態です。
ほとんどのサビが落ちており、残りは少々食い込んだサビのみ。ブラシが入らない場所は概ね落ちているので、大成功と言っていいでしょう。
最も気になる保護網のサビ落しです。
中心部はワイヤーの間隔が狭くてミニルーターでのワイヤーブラシ作業ができないため、化学の力でサビを落とします。速攻で処理できるのはサンポールなどの塩酸系ですが、インコたちへの影響を考えて今回はクエン酸でサビを落とすことにしました。
このタライで 10Lぐらいでしょうか。そこにダイソーのクエン酸を 2袋(420g)溶かして処理液としています。
保護網やファン部分ばかり注目していましたが、隙間からモーター部を覗くとホコリとサビでした。
カバーを外してチェックするとこんな感じで、ホコリは納得できるとして、常時空気が流れているのになんで軸がサビるんだ?と思いましたね。
軽いサビなのでワイヤーブラシでこすれば簡単に落ちそうです。