SMARTalkの設定

 
公園のニャン 

20160625-1

IP-Phone の通話アプリ、SMARTalkの設定を記事にしておきます。

IP-Phoneは設定が悪いと「着信しない、音が悪い、会話が遅延する」など、まともに使う事ができません。私も導入当初は「こんな不安定な電話は発信専用でしか使えないのではないか」と思いましたよ。

そこで IP電話の仕組みや安定して使う方法をググったり思考錯誤したりして、ようやく「確実な着信、クリアーな音質、わずかな遅延」という環境が作れました。

SMARTalkの設定

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まず第一に iPhone 5s (9.3.2) ではアプリ未起動時やスリープ時にはどうやっても着信できませんでした。スリープを解除するとしばらくして着信が有ったことが表示されるという、使えない電話。iPhoneはバックグラウンド処理を制限するので、この様なアプリはまともに使えないのかもしれません。ということで、IP-Phoneはアプリを起動していなくても着信できる Android機で運用する事としました。

第二に Wi-Fi は常に OFF にするという事。スリープ時の Wi-Fi を含めて常に ON にする設定にしても着信が不安定になりました。これについては原因と理由が分かりましたが、説明すると長文になるため割愛します。

第三に音声コーデックを高音質で低遅延の設定にする事。これについては上図の様に設定しました。Wi-Fiは使わないので設定を端折りますが、もし Wi-Fi 環境でも使いたいという事であれば 3G/LTE用と同じでいいでしょう。

上記の様に条件を整えると「確実な着信、クリアーな音質、わずかな遅延」が実現できました。私は契約している通信量にたっぷり余裕があるのでこの様な事ができますが、Wi-Fi必須の方だと無理な設定ですね。
 

※今回の記事は万人に共通するノウハウではなく、あくまでも私の環境での設定ですので、上手く使えない方のみ設定の一助にして下さい(Wi-Fi使用で問題無く運用出来ている方も沢山います)。そして「クリアーな音質」というのは端末に SH-07D を使った時の事です。SH-07Dは他のスマホよりも音質がいいので、IP-Phoneでもその能力が発揮されました。