いやね、久しぶりにトラップにかかった感じ（笑）

仕事絡みでテスト用のドメインが必要になったので、お名前.comで適当なドメインを取得しました。
このブログと営業用のドメインはファイアバードと同系列のスタードメインで取得したのですが、基本的にレンタルサーバーとドメインの管理は別業者でもいいので、ドメイン取得 150円のキャンペーンを行っているお名前.comで取得したのです。

ふと気になって whois公開情報を参照したところビックリ！！！
あっしの住所・名前・電話番号が全て公開されているではないか！

スタードメインとムームードメインで取得した際、whois公開情報はレジストラ（ドメイン管理会社）の情報が登録されていたのですが、お名前.comの場合は取得時に（明示的に）設定しないと申込者の情報が登録されてしまうのです。

※たとえばこのブログの whois公開情報はこんな感じで、ネットオウルが代理になっています。
　http://whois.ansi.co.jp/limiranger.com

これが申し込み時の画面ですが、□Whois情報公開代行 がアンチェックになっていますね。
スタードメインやムームードメインだと申込時にはレジストラの情報が登録され、必要なら登録後に自分の情報へ書き換える様になっています。
その手順になれているあたしゃこのトラップに引っかかってしまい、個人情報を全て公開してしまいました。
気付かなかった私が悪いといえばその通りなのですが、意図しない個人情報の流出を防ぐ為にも、デフォルトはチェックを付けるべきじゃないのかい？

これ、取得した後に「Whois情報公開代行」の設定ができるのですが、1件 980円（税別）も取りやがるのです。しかも1年だけ有効で、次年度はまた申し込まねばなりません。
申込時にチェックしなかっただけでドメイン費とは別に余計な費用が毎年発生するようになるのです。これ、スタードメインやムームードメインだと何度でも無料で変更できますぜ。

ドメイン取得する際、まずは「お名前.com」で探す人は多いのではないでしょうか。
日本では最大手のレジストラだし、頻繁に格安キャンペーンを行っているのでね。
でも申込時に気付かなかった人はお金を搾り取られる様になっている（笑）

テスト用のドメインなので 1年で捨てるのですが、契約が終了するまでの 1年間は情報を晒す事になります。
契約期間満了を待たずにドメインを停止する事も出来るのですが、とても面倒臭い処理が待っております。取得は簡単なのに、破棄するのは面倒にできているんですな～
（満期が到来し、お金を払わずに放って置けば自動的にに停止します）
あまりにも頭にきたので、「お名前.com ドメイン 取得 情報公開代行」でググると同じトラップに引っかかった怒りの記事が続々ヒット（笑）

今回の事件でお名前.comが大嫌いになりました。二度と利用することは無いし、今後はお勧めする事もありません。
レンタルサーバーのお勧めからも外してしまおう。
 
 
[おまけ情報]
契約終了まで 300日を切ったら「Whois情報公開代理」へ0円で切り替えられる様ですが、65日間は世界中に晒されます。なんだよそのルールは（笑）
で、申込時の「Whois情報公開代理」が無料キャンペーンになっているのが気にくわない。
キャンペーンが終了したら「Whois情報公開代理」を申し込む為に 980円もかかるという事ですか？　他社は無料なのに。
ということで、独自ドメインはスタードメインやムームードメインで取得しましょ！