革砥最高!

 
番手違いの革砥 

包丁(ナイフ)の仕上げに、もはや欠かせない革砥。

革砥をかけるのとかけないのとでは切れ味に雲泥の差が出るので、研いだあとは必ず使います。

少々キレが落ちて研ごうかどうか迷ったナイフ 2本。これを番手が荒い革砥から順にかけて切れをリカバリーしました。

粒度 1μ 番手換算 #10000

革砥に使ったコンパウンドは以下の 3種。

・ピカールネリ 10μ(#1500相当)
・ピカール液体 3μ(#5000相当)
・ソフト99極細 1μ(#10000相当)

砥石で表すと「中砥、仕上げ砥、超仕上げ砥」の順に研いだのと同じ感じですね。結果は凄まじく切れる仕上がりになりましたよ。

前提として、丁寧に研いであることと、刃こぼれが無いこと。そしてキレが少々落ちている程度だということ。これらの条件が揃っていれば、数回は砥石を使わず革砥だけで研いでもOKですね。
※革砥をかけるとどうしてもハマグリ刃状態になるので、永遠に革砥だけで研ぐのは無理です。時々は砥石で砥ぎ下ろす必要があります。