Gmailはフリーのメールシステム中、ダントツ高機能で使いやすいと思う。

しかし独自ドメインのメアドがあると、フリーのメアドを使いたいとは思わなくなるのです。しかししかし、Gmailにはラベルという素晴らしい機能があり、これは使いたい。

独自ドメイン（プロバイダのメアドも可）で運用しているサーバーへ来たメールを全て Gmailへ転送する設定にすると Gmailでメールを読むことができるようになるのですが、問題は新規メールの送信や返信です。mydomain.com へ届いたメールへ返信すると Fromが gmail.com になってしまう。プライベートなメールならそれでも構わないかもしれませんが、ビジネスのメールだとこれはまずい（笑）

Googleには Google Apps というサービスがあり、これを利用すれば Gmailを独自ドメイン化できるのですが、2012年12月より有償化されたため、気軽に導入する事ができなくなってしまいました。

ということで、無料で独自ドメインを使う方法を書いてみます。

右上にある歯車のアイコンを押して設定をクリックします。
アカウントとインポート　→　メールアドレスを追加　をクリックします。

From欄へ表示される名前と、Gmailで使うメールアドレスを入力します。
□エイリアスとして扱います は説明を読んでもよくわかりませんでした（笑）

次のステップへ進みます。

ここにはレンサバの情報を入力します。
これを設定することにより、GmailがレンサバのSMTPを利用して送信を行います。

SMTPサーバー
ユーザーID.minibird.jp や ユーザーID.xsrv.jp などを入力します。

ユーザー名
ミニバードやエックスサーバーの場合、xxxx@mydomain.com のようにメアドがユーザー名になります。

パスワード
サーバーへ追加したメアドのパスワードです。

Gmailがサーバーをチェックし、OKなら確認メールが来ます。
そのメールへ書かれている確認コードを入力し、ボタンを押します。

Gmailへメアドが追加されました。
折角なのでデフォルトに設定を押して、このメアドを規定値にしてしまいます。

私はビジネスで使っているメアドも Gmailへ追加しました。
追加できるメアドの数に制限は無いようです。

メアドを二つ以上登録したので、メールを受信したアドレスから返信するへ変更するとよいでしょう。こうすると返信時の From 欄には受信したメアドが設定され、そのサーバーから送信されます。

ここまで設定したらレンサバのメール設定を Gmailへ転送する設定にします。これで完了。

新規のメールを作成する時の Fromは、元からある Gmailのアドレスに加え、追加したメアドから選ぶことができます。

このように設定すると、Gmailをメールの集約基地にできますね。