砥石の変遷:入門編

 
コンビ砥石中心 

刃物研ぎが趣味になって数ヶ月。

YouTubeで刃物研ぎを見ているうちにやりたくなり、素人なりに調べて荒砥から仕上げ砥石まで揃えました。現在手元に残っている初代の砥石がこの 3本です。3本の合計は 5000円ぐらい。

#1000/#4000、#1000/#6000というコンビ砥石も持っていましたが、扉絵の番手があれば良いと思い、2本とも友人に差し上げました。

#150 ~ #10000

これらコンビ砥石は無名のメーカーで中華製。その後日本のメーカーの様々な砥石を買って使ったところ、これらの砥石の番手は盛りすぎなんじゃないかと思いました。

たとえば #10000 といえば超仕上げ砥石の部類ですが、ナニワ製の #3000と比べると研いでいるときの感触や研いだあとの刃の光り方が #3000の仕上げに追いついてないのです。

そのような事もあり、より良い研ぎ味、より良い仕上がりを求めて日本のメーカー製砥石でラインを組み直す事にしました。

そしてこれらのコンビ砥石がダメという事ではないのです。砥石にも様々な種類(ベース・研磨剤・生成方法等々)があり、性能も様々なのです。

記事にしたコンビ砥石も十分実用的で、トマトの薄切りができる刃をつける事ぐらいは余裕です。

※タイトルの「入門編」とは私の砥石遍歴のことで、入門用に最適という事ではありません。