-------------------------------------------------------------------------------- Digi File Copy Version 1.40 Release 2010/07/29 Copyright(C) 1997-2010 delphian -------------------------------------------------------------------------------- [このソフトの概要]  デジカメで撮影した RAW, JPEGファイルを任意のファイル名へ変更して転送するソフトです。  あなたの整理しやすいファイル名へ変更して転送しますので、写真の管理が楽になるでしょう。  リムーバルディスクを自動的に認識し、ドライブのルートへDCIMフォルダが存在すれば  デジカメで撮影したメディアとして扱います。  カメラを直接繋いだ場合もリムーバルディスクとして認識できれば使用可能です。  転送設定を複数保存し、切り替えて使用できますので、柔軟な運用が可能です。  コピー先のフォルダ及び転送後のファイル名を自由に設定できます。  書式コマンドは 8個用意しています。  {%F} オリジナルファイル名をそのまま出力します (Full)  {%P} このコマンドを指定すると、オリジナルファイル名の先頭4文字を付加します (Prefix)  {%N} このコマンドを指定すると、オリジナルファイル名の連番部分を付加します (Number)  {%W} このコマンドの後へ続く文字列を付加します (Word)  {%T} ファイル名から一部抜き出します(スタート位置,取得文字数) (Trim)  {%R} ファイル名の文字列を置換します。('置換する文字列','置換後の文字列') (Replace)  {%C} このコマンドを指定すると、モデル名(カメラ名)を付加します (CameraName)  {%D} このコマンドの後ろに続く書式に従って、日付時刻を付加します (DateTime)  詳しくは DigiCopy を起動後に [書式のヘルプ] を参照して下さい。 [メニューボタンの説明]  {コピー開始}   設定に従って転送処理を実行します。   メディアが存在しない場合や、転送先に指定したフォルダが存在しない場合は   使用不可になります。  {フォルダを指定して処理}   HDDへ保存されているファイルを対象に処理します。   ファイル名変更のルールは設定に従い、コピー先へ指定したフォルダへ保存されます。    □コピー後にメディアから削除   へチェックが付いていると、ファイル名変更後に削除されます。   ※処理選択のダイアログでリネームをクリックすると削除のオプションは機能しません  {モデル名と転送後ファイル名のチェック}   %Cコマンドを指定したときにモデル名(カメラ名)が取得できるかチェックできます。   JPEGは Exifから取得しますので、ほぼ取得できますが、RAWファイルは制限があります。   下記確認済みリストの機種以外でも取得出来るかもしれません。   取得できなかった場合、 "不明" or "メーカー RAW FILE" と出力されます。   モデル名へは別名が設定できますので、PENTAX K20D → K20D の様な短縮形へ変換できます。   "不明" と出力されるものも 不明 → D300 等のように変換できますので、   制限はありますが利用可能です。   同時に[ファイル名]で設定した内容を実ファイルで確認できます。  {サイドカーの整理}   SILKYPIX、Adobe Camera Raw のファイルを整理します。   他のフォルダへ移動されていれば対応するファイルの画像ファイルがある場所へ移動し、   対応する画像ファイルが見つからない場合は削除します。  {書式のヘルプ}   %コマンドへ続く書式や出力される文字列を説明します。 [オプション設定]  □コピー後にメディアから削除   コピーに成功したらメディアから削除します(移動と同じです)  □メディア挿入時に最小化から自動復帰   タスクバーに最小化されている時にメディアを挿入すると最小化から復帰します  □JPEGの日時はExifから取得して処理する   %Dコマンドはファイルが作成された日時を元に機能しますが、カメラ内でRAW現像した場合   撮影日と生成されるファイル名に違いが出ます。   その場合はこのオプションを使用すると撮影日の日時でファイル名が生成されます。   ただしExif解析処理が入りますので、転送速度が遅くなります。  □最終取得日時以前のファイルはコピー対象にしない   あえてメディアへファイルを残している方用のオプションです。   転送先 HDDからファイルを削除した場合再度転送されるのを防ぐオプションです。   ファイル喪失の可能性がある推奨しないオプションですので、必要な方のみ   チェックを入れて下さい。  □変更をロック   チェックを入れると設定を変更出来ないようにします。   設定を決めた後にチェックを入れておくと良いです。 [アンインストール]  使用を中止してアンインストールする際、下記の手順を実行して下さい。  1. DigiCopy.exe を終了する  2. DigiCopy.exe があるフォルダを削除する  ※ レジストリは使用しておりませんので、上記手順で 完全にアンインストールできます。 [%Cコマンド使用時に RAWファイルよりモデル名が取得できた確認済みのリスト]  PENTAX K20D, K10D, K-m, K200, K100DS, K100D, istDS2, istDL2, istDL, istDS, istD  NIKON D3X, D90, D300  CANON  EOS50D, PowerShotG10  SONY A350  OLYMPUS E-520  ※ JPEGは Exif情報から取得するため、殆どの機種で取得可能です  ※ リストに無い機種でも別名で定義できますので、%Cコマンド自体は使用可能です [お約束]  動作に不具合が無いよう十分に検証したつもりですが、自己責任でお試し下さい。  お約束ですが、ファイル喪失の事故があっても補償できません。 [動作対象のプラットフォーム] Win 32bit 環境 ( Windows2000, XP, Vista 各エディッション) 特別必要なランタイムはありません。 [開発環境]  マシン   : 自作PC/AT互換機  OS     : WindowsXP Professional SP3  開発ツール : Borland Delphi 6.0 Enterprise (Update Pack 2)  ダウンロード: http://limi-ranger.seesaa.net/article/123443721.html [謝辞]  にわかタクマルさん、ZERO☆さん、ベータ版のテスト及びフィードバックありがとうございました。  おかげさまで良いソフトになったと思います。  あらためて感謝いたします。 [バージョン履歴] 1.40 2010/07/29  ・不具合も出ないのでβ版から昇格  ・変更をロックする機能を追加 1.35B3 2009/10/28  ・フォルダを指定して処理する場合、リネームのみの処理を加えた 1.35B2 2009/09/16  ・最終取得日時を変更可能にした 1.35B 2009/09/14  ・SILKYPIX、Adobe Camera Raw サイドカーファイルの整理機能を実装  ・フォルダ生成へ %W %D コマンドが実装されていないのを修正  ・最終取得日時以前のファイルはコピー対象にしない のオプションを追加  ・JPEGの日時はExifから取得して処理する のオプションを追加  ・タスクバー上に処理の進行状況を表示するようにした 1.34 2009/04/14  ・転送設定に「コピー後にメディアから削除」の設定も保存するようにした  ・転送枚数・転送容量・転送時間・転送速度を表示するようにした  ・既に起動しているのに起動しようとした場合、アクティブにするようにした  ・最小化時に起動しようとしたときにアプリケーションをアクティブにするようにした  ・β2で 1分を超える転送時間で、時間がエラーとなり 00:00になるバグを修正  ・デザインを若干修正  ・{%F} {%T} {%R} コマンドの実装  ・ファイル・フォルダ名の入力に "," を許した  ・[取り込み済みファイル名の変更] 時に 8.3形式のファイル名制限を外した  ・モデル名チェックと同時に指定書式のチェックが出来るようにした  ・モデル名チェック時に JPEG及び全メーカーのRAWファイルをデフォルトにした  ・%Rのパラメータ囲い文字を「"」から「'」へ変更した 1.32 2009/04/09  ・istD RAWファイルのモデル名部オフセット値が istDS以降と違うため、   "D" と取得される部分を修正  ・転送設定を切り替えた時に、保存した設定がちゃんと読めない事があるバグに対処  ・NIKON, CANON, SONY, OLYMPUS の RAWファイル取得を組み込んでみた  ・二重起動しないようにした 1.30 2009/04/08  ・UIを変更  ・転送設定にフォルダ・ファイル名のルールも保存するようにした  ・ChangeModelName.txtは同梱せず、存在すれば無視し、無ければプログラムで生成するようにした  ・FmtHelp.txtは同梱せず、常にプログラムで生成するようにした  ・"不明"なモデル名を任意のモデル名へ変換する処理を追加(ZERO☆さん用)  ・モデル名チェック時に ChangeModelName.txt へ保存する機能を追加  ・モデル名チェック時に『すべてのファイル(*.*)』を選択できるようにした   (モデル名チェックで"不明"となった場合、別名登録を可能にした)  ・%C設定時にフルパスを与えず、すべて"不明"なモデル名になっていたバグをつぶした  ・モデル名取得のルーチンを変更  ・ファイルアクセスの高速化でコピー処理の高速化を実現  ・モデル名のチェック機能を実装  ・転送設定を複数で切替可能にした  ・[ESC]キーで処理を中止するようにした  ・モデル名取得ルーチンの組み込み (%Cコマンドの実装)  ・モデル名の別名を定義出来るようにした 1.21 2009/04/05  ・コピー先のフォルダ生成規則に、ファイル名生成規則と同様の実装をした   ※にわかタクマルさんからの要望 1.20 2009/04/04  ・最小化時にメディアが挿入された場合、自動復帰するオプションを実装  ・ファイルコピー時の事故予防ルーチンを挿入 1.10 2009/04/03  ・ファイル名生成の規則をエディット可能にした  ・転送先フォルダが空の場合、どれか一つのフォルダを指定したら残りを同一フォルダで   設定するようにした 1.00 2009/04/02  価格コム We Love 単焦点 のスレッドにて、スレユーザー向け公開 初版 2005/01/17  istDS購入を契機に個人用に作成